<Header>
<Author: 崔顥>
<Title: 黃鶴樓>
<Format: 七言律詩>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 黃鶴樓（くわうかくろう）>
<BookPage: 59>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
昔人已乘白雲去，
此地空餘黃鶴樓。
黃鶴一去不復返，
白雲千載空悠悠。
晴川歷歷漢陽樹，
春草萋萋鸚鵡洲。
日暮鄉關何處是，
煙波江上使人愁。
<End Poem>
<Translation>
むかしの人は、とっくに黄色い鶴に乗って飛んで行った。 
この土地に残っているのは、黄色い鶴に因んだ黄鶴樓という名の建物ばかり。黄色い鶴は飛び去ったまま、もう歸ってはこない。しかし千年の歳月が流れた今でも、あいかわらず、當時の白い雲だけは、はるばると遠い空を、ゆったり漂うている。
晴れわたった水面のむこう岸には、漢陽の木々がありありとならんで見え、長江のなかにつきでた鸚鵡州にはかぐわしい草がやわらかく生い茂っている。
日が暮れかかって、ダ靄にけぶる波のかなた、わが故郷はどの方角であろうか。蒼茫とはてしなくつづく長江!そのほとりに立って眺めていると、無限の郷愁に胸がふさがってくる。
<End Translation>
<Formatted Translation>
むかしの人は、とっくに黄色い鶴に乗って飛んで行った。 
この土地に残っているのは、黄色い鶴に因んだ黄鶴樓という名の建物ばかり。
黄色い鶴は飛び去ったまま、もう歸ってはこない。
しかし千年の歳月が流れた今でも、あいかわらず、當時の白い雲だけは、はるばると遠い空を、ゆったり漂うている。
晴れわたった水面のむこう岸には、漢陽の木々がありありとならんで見え、
長江のなかにつきでた鸚鵡州にはかぐわしい草がやわらかく生い茂っている。
日が暮れかかって、ダ靄にけぶる波のかなた、わが故郷はどの方角であろうか。
蒼茫とはてしなくつづく長江!そのほとりに立って眺めていると、無限の郷愁に胸がふさがってくる。
<End Formatted Translation>